幼児期の食事のポイント
幼児期の食事のポイント
このページで紹介していること
身につけたい食習慣
幼児期は、望ましい食習慣を身につける大切な時期です。より良い食習慣を身につけましょう。
>>PDFファイル「身につけたい食習慣」(京都市管理栄養士作成)
おやつ
卒乳をしたら、3回の食事に加えて、1日1~2回おやつを食べる機会が必要になります。
食事がしっかり食べられるように、おやつは、食事に影響しない量と時間をあらかじめ決めて食べましょう。
★おやつ(補食)の時間
★おやつ(補食)の量
(日本人の食事摂取基準2020年版 参考)
★おすすめおやつ(補食)と組合せ例
市販のお菓子には糖分、塩分、脂肪分の多いものがあり、偏食、むし歯、肥満など原因になります。購入前に栄養成分表示をチェックし、多くなりすぎないように注意しましょう。
>>PDFファイル「子どものおやつ(間食)」(京都市管理栄養士作成)
カルシウムを上手にとろう
丈夫な歯や骨を作るためにカルシウムを積極的にとりましょう。
「牛乳・乳製品」「小魚」「緑黄色野菜」「大豆・大豆製品」「藻類」などに多く含まれます。
牛乳・乳製品を中心に、カルシウムが多く含まれる食品も主菜や副菜、おやつとして上手に利用しましょう。
楽しく食べよう
幼児期は一人ひとりの子どもの「食べる力」を育む大切な時期です。
食への興味や関心が持てるように、食事を楽しく食べる経験を増やしましょう。
食事での工夫
★みんなで食べる
食べものにまつわる会話を楽しんで♪一緒に食べるとおいしいですね。
★食べきることができた自信をつける
「食べきることができた」、「おかわりしてたくさん食べることができた」ということが子どもにとって自信になります。盛り付け量を調節して食べるきることを目指してみましょう。
★食べる場所を変える お弁当箱に詰める
食事の環境、体調、気分や気持ちにより、食欲は変化します。
「楽しい」、「うれしい」気持ちで食事を食べることができるように工夫をしてみましょう。
>>PDFファイル「楽しく食べよう~食事での工夫~」(京都市管理栄養士作成)
お手伝い
食材を見たり、触ったり、食事の準備や料理のお手伝いなどの体験も、食に興味を持つきっかけになります。
>>PDFファイル「楽しく食べよう~お手伝い~」(京都市管理栄養士作成)
よくある食のお悩み
「好き嫌い」、「偏食」、「むら食い」、「遊び食べ」、「食べるのに時間がかかる」など食のお困りごとの解決のヒントに。
★あんまり食べないな・・・そんなときは、まずチェック!
- 食事時間にお腹がすくように生活リズムを整えましょう。
- おやつや甘い飲み物は食事に影響しない時間と量を決めて、だらだら食べたり、飲んだりしないようにしましょう。
★好き嫌い・偏食
- 食事を嫌がる理由は、食べにくい、食感が苦手、気分が乗らない、味が苦手などさまざまです。食べやすい調理方法で食べられるもの、好きなものを増やしましょう。
- 苦手な食品は使用回数や量を少なくして食卓に。食べることができた時は、ほめて自信をつけましょう
★遊び食べ・むら食い
- 食事の時、テレビは消して、おもちゃは片付けましょう。
- 食事と遊びの区別をつけるため、遊び始めたら食事は30分くらいで切り上げましょう。
- 食べ物にまつわる話題で気をひいて、食事は楽しい雰囲気で♪
★食べるのに時間がかかる
- 食事の量は個人差があります。成長曲線を確認し、その子なりに成長していれば問題ありません。食事量が多すぎたり、少なすぎたりしていないか一度確認してみましょう。
>>PDFファイル「よくある食のお悩み」(京都市管理栄養士作成)