子どもの歯と口のケア

子どもの口は日々成長し、変化します。口の成長に合わせてケアの習慣づけをしていきましょう。

子どもの歯のお仕事

乳歯は6か月頃から生えはじめ、2歳なかば頃に全部で20歯生えそろいます。この乳歯がすべて永久歯と生えかわるのは11歳頃です。

子どもの歯には様々な役割があります。子どもの歯は成長とともに抜け、大人の歯にかわっていきますが、大人の歯の歯ならびやむし歯のなりやすさなど、生涯にわたる歯と口の健康に影響します。

大切に育てましょう。

乳歯が生えてきたら…

・ まずはガーゼや綿棒でお手入れを始めましょう。

・ 口の周りを触られることに慣れさせましょう。

乳歯が8歯程度生えそろってきたら…

・ 少しずつ歯ブラシでの歯みがきに慣れさせて習慣づけしていきましょう。

・ 子どもだけでは十分にみがけません。保護者の方が仕上げみがきをしましょう。

デンタルフロスを活用しましょう

むし歯になりやすい歯と歯の間にはデンタルフロスを使いましょう。特に奥の歯と歯の間は要注意です。

柄つきのもの、糸だけのものなど様々な種類があります。使いやすいものを選びましょう。

 

むし歯予防のためにフッ化物配合のジェルやスプレーを使いましょう

⇒ 京・けんこうひろば:歯を守るフッ化物

歯ぶらしの喉つき事故に注意しましょう

歯ブラシやお箸などの棒状のものをくわえたまま動くと、転倒などによりのどを突くなどの事故が起こる危険があります。

<気をつけること>

・ 歯みがきは、保護者が見守りながら、床に座って行う。

・ 踏み台、ソファ、椅子などの不安定な場所では、歯みがきをしない。

・ 特に事故の危険性の高い3歳頃までは、のど突き防止対策を施した歯ブラシを使う。