京・けんこう情報局

Vol.3 通称「食監(しょっかん)」って何??  保健医療課食品衛生担当

「食監」とは、『食品衛生監視員(しょくひんえいせいかんしいん)』の通称です。

今回は、「食監」についてご紹介します。
食品衛生監視員とは、簡単に説明すると、京都市長から食品衛生法に規定された職務及び食品衛生に関する指導などを行うため任命された市職員です。

食品衛生法というのは、ご存じの方も多いと思いますが、食品の安全性の確保のために必要な規制その他の措置を行うことにより、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、国民の健康の保護を図ることを目的として制定された法律です。
食品衛生監視員は、京都市だけでなく、国や京都市以外の自治体にもたくさんいます。
京都市の食品衛生監視員は、保健所(保健センター)、京都市衛生環境研究所等に勤務しており、その仕事の内容は、食品工場や飲食店等の監視指導、食中毒の調査及び食品の検査などです。

「食監」には、一目でそれとわかるような制服などはないので、分かりづらいかも知れませんが、日々、市内のいたるところで働いているので、お会いしているかも知れません。行きつけのスーパーで、いくつもの食品の表示を見てたり(しっかりチェック)、食品を保管している冷蔵庫の温度をチェックしているその人は、食の安全・安心見張番・・・「食監」かも。