Vol. 22 「京クッキング開催しました!~我が家でできるおもてなしクッキング~」 中京保健センター管理栄養士 小池美喜子
平成23年度から新「京(みやこ)・食育推進プラン」の計画体系「五つの京(きょう)食」からテーマを1つ決めて、京都市の保健センターでは、同じテーマ・献立で食育セミナーを6月の食育月間に実施しています。
25年度のテーマは、「みんなで食べて『楽しい食卓』 ~京の共(きょう)食~」です。
今回のお献立
・新しょうがごはん
・手づくりごま豆腐
・夏野菜の冷やし鉢
・お吸い物
・抹茶白玉
食卓で家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わい、家族や地域との絆を深めることについてお話させていただきました。
献立では、新しょうが・なす・トマト・オクラの4種類の夏野菜を使用しました。新しょうがは夏6月から8月くらいまで出回る夏が旬のしょうがです。この時期甘酢漬けなどにもされますが、今回は新しょうがご飯にしてみました。
参加された方からは、薄味でもだしの味がしておいしい、彩りがきれい、楽しかった、また参加したい、共食を実践したい等たくさんの嬉しい感想をいただきました。
手作りごま豆腐はお家でも簡単に作ることができます。
○材料(8人分)(14×13.5㎝の流し箱)
練りごま(黒) 60g
昆布だし 500ml
葛粉 50g
塩 小さじ1/3
わさび 適量
○作り方
①流し缶を水でぬらして、用意しておく。
②葛粉に昆布だしを加え、泡だて器でしっかり混ぜ溶かす。ざるでこし鍋に入れる。
③②に練りごまと塩を入れ、よく混ぜる。
④鍋を火にかけ(中火~弱火)絶えずしゃもじで全体をそこから均一に混ぜる。
⑤混ぜ続け、ねっとりとした状態からしゃもじで持ち上げるとボタッと落ちる状態になったら、①の流し缶に素早く流しいれる。
⑥数回台の上に落として、空気を抜き、粗熱がとれたら、ラップをふんわりかけて、冷やし固める。
⑦切り分けて盛りつけ、わさびを添える。
ぜひ一度作ってみてください。