京・けんこう情報局

Vol.58 令和7年9月 京・食クッキング~秋の食育セミナー~ 京都市管理栄養士

9月1日~30日は、食生活改善普及運動の実施期間でした。
京都市の各区役所・支所保健福祉センターでは、「京・食クッキング~秋の食育セミナー~」を開催し、「秋の味覚を楽しむ減塩クッキング」をテーマに、調理実習を行うと共に、減塩でもおいしく食べられる調理のポイントをお伝えしました。

参加者からは、「野菜たっぷりのメニューで、塩分が少なくてもこんなにおいしいんだと実感しました」「いつも知らない献立や考え方(今回は表面に味をつけるなど)を教えていただき、楽しみにしています」「白みそやしば漬けを使用するなど、ちょっとした工夫で食感や味が変化するので、いろいろなものを使ってお料理してみたいです」といった感想をいただきました。

<ご紹介したレシピは、こちらからダウンロードできます。(PDF)>

【1食分の栄養価】
エネルギー:624 kcal
カルシウム:153  mg
鉄    :3.6  mg
野菜量  :243 g
食塩相当量:2.1   g

 

 

今回の献立には、1日当たりの食塩摂取目標量(男性7.5g未満・女性6.5g未満)の1/3未満の食塩相当量でもおいしく食べていただける工夫を凝らしました。
減塩に役立つカリウムを多く含む野菜も、1日の摂取目標量(350g)の2/3以上、使用しています。

ぜひ、作ってみてくださいね。

 

主菜:れんこんつくね~白みそだれ~ (作り方は、献立名をクリック☆)
表面に味付けをし、焼き目を付けて香ばしく仕上げることで、食塩量少なめでもしっかりと味を感じていただくことができます

 

 

 

 

副菜:白菜としば漬けのサラダ(作り方は、献立名をクリック☆)
しば漬けの風味と塩味を、味付けに活かしています。

 

 

 

 

副菜:ごぼうとまいたけの豆乳スープ(作り方は、献立名をクリック☆)
豆乳のコクやごぼうの香り、まいたけの旨みをはじめ、たっぷりの具材を煮込むことで、薄味でもおいしく食べていただけます。

 

 

 

 

デザート:かぼちゃ羊羹(作り方は、献立名をクリック☆)
裏ごしすると、滑らかな舌触りになります。
シナモンを加えても美味しいです。

 

 

 

 

◎1日の食塩摂取目標量は、男性7.5g未満・女性6.5g未満です。
まずは自分が、普段どれくらいの食塩を摂取しているのか、塩分チェックシートを使って、確認してみましょう!

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どうして「減塩」が必要なのか、取り組んでいただきやすい減塩のポイント、減塩を助けてくれる食べものや食べ方などをご紹介しています。
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