京都市 健康長寿・口腔保健・食育推進プラン
京都市 健康長寿・口腔保健・食育推進プラン
京都市では、これまで「健康長寿・笑顔のまち・京都推進プラン」、「京都市口腔保健推進実施計画「歯ッピー・スマイル京都」」及び「健康長寿のまち・京都食育推進プラン」に基づき、笑顔でいきいきと健やかに暮らせる「健康長寿のまち・京都」の実現に向け、市民の皆様の健康づくりの取組を推進してきました。
健康づくりへの意識が高まり、健康寿命を大切にする考え方が浸透する中、分かりやすく、より効果的に健康づくりの取組を推進していくため、とりわけ相互に関連性の強い「運動」「口腔」「栄養」の取組をつなげ、健康づくりに必要な要素を“合わせて”取り組んでいくため、「京都市 健康長寿・口腔保健・食育推進プラン」として、3つの計画を一体的に策定しました。
←画像をクリックするとデジタルブックを閲覧できます。(京都市情報館にリンク)
1 計画期間
令和6年度~令和17年度(令和11年度(6年目)に中間評価を行う)
2 プランの基本的事項
(1)未来像(みんなで実現していく京都の未来の姿)
笑顔でいきいきと健やかに暮らせる「健康長寿のまち・京都」
(2)具体的な目標
平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加
(3)基本理念(未来像を実現するための基本的な考え方)
市民一人ひとりが、「心身の健康を保つ」ことを意識し、「歯と口の健康づくり」に取り組むとともに、「食」への関心を高め、それらを地域や人のつながりの中で進めていくことで、健康寿命の延伸につなげていく。
3 取組方針
【取組方針1】市民が主役の健康づくり
【代表例1】歩くことを核とした健康づくり
~健康づくりのベースに「歩く」があると、取組がつながっていきます~
・歩く (1日の歩数を1、000歩増やす)
・歩くためには食べる(バランスの良い食事を摂りましょう)
・食べるためにはお口を大事に(食後や寝る前に歯みがきをしましょう)
・楽しみながら歩く(京都の魅力を楽しみましょう)
・健康管理のためには健(検)診を (一年に一回は健診を受けましょう)
【代表例2】人や社会とつながる健康づくり
~人や社会とつながることは、心身の健康に良い影響を与え、一人一人の健康づくりにつながります~
・地域コミュニティとの関わり
・社会参加・居場所づくり
・仲間と共に運動習慣づくり
【取組方針2】市民の健康づくりを支える環境づくり
柱1 京都ならではの地域力・文化力の強みを活かした健康づくりの推進
1 京都ならではの健康づくり
2 ライフステージや心身の状態に応じた健康づくり
柱2 生活習慣に関する正しい健康情報に基づく健康づくりの推進
1 エビデンスに基づく健康づくりの推進
2 望ましい生活習慣の確立・改善
3 生活習慣病の発症予防・重症化予防等を推進する環境づくり
4 寄り添い支える、こころの健康づくりの推進
柱3 生涯を通じた歯と口の健康づくりの推進
(京都市口腔保健推進実施計画「歯ッピー・スマイル京都」)
1 口腔疾患の発症・重症化予防
2 口腔機能の育成・低下予防
3 生涯を通じた口腔健康管理の推進
柱4 みんなの協働による食育活動を通じた健康づくりの推進
(京都市食育推進計画)
1 健康的な食生活の実践を目指した食育の推進
2 健康に配慮した食環境づくり
3 食生活を支える基盤となる分野の食育の推進
4 地域が主体となった食育活動の推進