エコな食生活
エコな食生活
エコな食生活とは、地球に暮らす私たち一人ひとりが、環境のことを考えて、「買い物」「料理」「片づけ」をすること。
買い物
1. 必要なものを必要な分だけ
食材を無駄にしないため、食品や容器の廃棄を少なくするため、買いすぎないことが大切。また、安いからといってたくさん量の入っているものを買っても結局食べ切れなかったりしませんか。
2. 旬の食材を選ぼう
たとえば、夏が旬のトマト、「旬」以外の時期に作るためには、温室の光熱費など10倍ものエネルギーが必要です。
3. マイバックを持参
レジ袋1枚作るのに必要なエネルギーは石油で32g。また、年間ひとり当たりの使用量は250枚。4人家族だと1000枚/年にもなりますから、石油32kgになります。
4. 3R
3Rとは、3つの英単語の頭文字。優先順位は、リデュース(減らす)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)。リサイクルは大切ですが、手間だけでなく、お金もエネルギーもかかります。だから、まず減らす、そして徹底利用が大前提です。
この3Rに対して、もっと積極的な4つ目のR、リフューズ(断る)を加える考え方も広がってきています。リデュース「減らす」前に、まず不要なものは断り、購入しない、家に持ち込まないという意思表示です。
料理
1. エネルギーの無駄使いをなくす
- 炎がはみださない火加減が基本。お鍋からはみ出してしまった炎は無駄になります。
- 鍋にはふたをしましょう。
- やかんをコンロにかける時、底の水滴を拭きましょう。
2. 食材の使い方
- 旬の野菜を丸ごと使い切りましょう。捨ててしまいがちな大根の葉やネギの青い部分なども、全部使います。
- 同時調理を心がけましょう。同時調理とは、コンロ、グリル、オーブンをフルに使って、一度に何品も作る調理法でパスタを茹でる時には具材も同時に茹でます。オーブンを使う時は、上下に別の食材を並べて調理すれば、一度に何品も作れます。また、コンロ下のグリルでは、メインの肉や魚を焼いている横に、付け合せの野菜を並べて同時に調理。加熱時間の違うものは、途中で取り出せば、おいしく仕上げられます。
片づけ
1. 水質汚染を防ぐ
- 調理器具や食器に残った油やソース類は古布などでふきとってから洗いましょう。
- 米のとぎ汁は、花や野菜などに。
- 洗剤などは使いすぎないようにしましょう。