京の食育指導員

Vol.36 「防災準備いつやるの?今でしょ!」を開催しました【南区】

10月11日(金)にイオンモールKYOTOで、乳幼児のいるご家庭に向けた防災イベント「防災準備いつやるの?今でしょ!」を開催しました。

災害時に簡単にできるポリ袋を使ったクッキングの実演をしたり、唾液腺マッサージや血栓予防のためのストレッチを参加者とともに行ったりと、内容は盛りだくさん。

南区食育指導員は3名参加し、非常時に役立つ食に関する情報を、来場者にわかりやすくお伝えしました。

 

ポリ袋を使ったクッキングの実演では、ライフラインが止まった場合の調理についてや、洗い物を減らして節水につなげる工夫の仕方などをお話しました。ポリ袋を使って湯煎することで、大人用と乳幼児用の食事が同時に作れるメリットもあります。

 

ブースでは、食品備蓄のコツをお伝えしました。

「まだそんなに準備できてないわ」「普段から食品のストックはしてるけど、3日分でこれだけ必要とは知らんかったなあ」といった感想が聞かれました。

子どもを抱きながら多くの荷物を持って避難するのは難しいことから、ご家族で話し合い役割分担を決めておく大切さも認識され、災害時の備えについて改めて考えていただける機会となりました。

 

また、雑紙を使ったお皿やコップの折り方が学べるブースも用意しました。

折ったお皿にポリ袋をかぶせることで防水でき、食事の後は洗わず捨てるだけなので、節水効果が期待できます。

ブースを囲んで、参加者同士でも教え合いながら雑紙を折っている様子がみられ、簡単に実践できる内容に「なるほど~」との声が聞こえてきました。

 

近年は日本各地で地震や豪雨による災害が多発しています。各ご家庭での災害への備えを呼びかけていますが、十分に浸透していないのが現状です。これからも、災害時の食に関する情報を発信し、日ごろからの適切な備えを促進できるよう啓発活動に取り組んでいきます。

 

次回、令和2年1月29日(水)に、イオンモール京都桂川にて防災イベントを実施いたしますので、ぜひご参加ください。