京の食育指導員
vol.67 食育指導員のおうち食育~季節を感じるジャムづくり~【深草支所】
友人にたくさん柚子をいただき、保存のため柚子ジャムを作ってみました。
パンに塗るだけでなく、パン生地に入れたり、レアチーズにかけたり、柚子みそや和え物に入れたりして季節を楽しむことができます。ぜひ挑戦してみてください。
【材料】
柚子 4個
砂糖 150g(お好みで調整してください)
水 100ml
(※保存用の瓶は先に煮沸して乾かしておく)
①柚子はよく洗い、皮をむきます。皮の白い部分を落とし、千切りにします。
②皮をむいた果実は半分に切って果汁を絞ります。絞り終えた果実は、皮の白い
部分を取り除いて置いておきます。種と果汁を分け、種は一握りほどお茶パック
に入れます。
③皮の白い部分を取り除いた果実、果汁、水を加えてミキサーに2~3分
かけます。
④鍋にたっぷりの水と①をいれて中火にかけてゆでこぼします。これを3回
繰り返します。
⑤鍋に②~④、分量の砂糖を入れ強火で熱します。沸騰したら中火にして
焦げ付かないように時々木べらで混ぜながら煮詰めます。
⑥15~20分ほど煮てとろっとしてきたら、お茶パックに入れた種を取り出して
出来上がりです。
・冷えてくるとより固まってくるので、少し緩い状態で火を切ってください。
・種はトロミ成分が含まれているのでジャムにとろみが出ます。
・ゆずの白い部分は苦みがあるので取り除いてください。
・③の工程は省略して果汁と水で煮ても大丈夫ですが、皮の白い部分を取り除いた
果実を加えることでコンフィチュールのような状態になり、お料理により使いや
すくなります。
(左から、レモンピール・柚子のコンフィチュール・ジャムです)