京の食育指導員

Vol.176 児童館での災害時の備えについての啓発【醍醐支所】

10月に醍醐支所管内の児童館で、地域の乳幼児の保護者と、民生児童委員協議会や保育園などの子育て支援者を対象に、
食育指導員2名が、災害時の備えについて啓発しました。

 

 

 

 

 

 

【当日の内容】
●講話
・災害がおこったら ・ハザードマップを確認  ・ライフライン復旧までの日数 ・備蓄食材の量と内容など
●ポリ袋クッキング(体験)
<試食>湯煎炊きごはんと冷たくてもおいしいレトルトカレー
●紙容器の作り方(体験)

【食育指導員Y】
参加者の皆さんには食の切り口での災害への備えは新鮮だったようで、「カセットコンロを準備したい」、「備蓄食を揃えてみようと思う」、
「湯煎で美味しいご飯が炊けることがわかった」など、災害に備える事に一歩前進していただけたかなと思いました。
災害時をイメージして備えることはなかなか難しい事だと思いますが、緊急時(急用、急病など)もやってきますので、
食育指導員として栄養バランスの良い災害時メニュー、備蓄食材の提案やクッキングにより、常に備える食生活を共に考え、
皆さんが少しでも家庭で準備できるきっかけ作りになればと思います。

【食育指導員I】
いつ、何時どんな災害が起こるかわからない現代に、災害時の食事、特に主食のご飯を、手元にある簡易コンロ(耐熱用のポリ袋)を使って
湯煎で炊けるということを実演しました。
簡易コンロとカセットガスは、災害時の力強い味方ですね。

「備蓄食材の使い方や作り方を教えて貰って良かった!」と参加者の方からお声をいただきました。
地域の方も沢山いらっしゃって興味深く見てくださったことはとても良かったと思います。

【参加者の感想】
・実際に非常食を食べたのは初めてだったのでよいシミュレーションができた。
・備えることの大切さと災害にあった時、暖かい食べ物が大事だし、ありがたいと思った。
・身近に防災について学べてよかった。教えていただける・知恵を出し合える機会をありがとうございました。