京の食育指導員

vol.187 災害時の食事とトイレの備えについて学びました【深草支所】

1月28日、深草支所食育指導員の連絡会があり、災害時への備えについて学びました。

 

①調理実習

湯せん調理:白飯、スパゲティトマト煮、オムレツ、プリン
火を使わない調理:サバ缶マリネ、切り干し大根とホタテ缶のサラダ、お麩のスナック

それから、家に常備しやすい野菜や冷凍野菜、大豆の水煮を使ったスープを作りました。

湯せん調理は一つの鍋でごはんもおかずも袋の中で調理できることがポイントです。
ポリ袋の湯せんに初挑戦の方もおり、先輩の食育指導員から高密度のポリエチレン袋を使うことや、袋の空気を抜くコツを伝授してもらいました。

缶詰を使う料理では、具だけでなく、汁も使うことで、調味料が少なくてもおいしく仕上がりました。

特に切り干し大根とホタテ缶のサラダは指導員の中でも好評でした。

食材を備蓄するときには、いつも食べ慣れているものを少しずつ使ってはその都度買い足していく、ローリングストックを実践することも学びました。

 

②非常用トイレについての説明とデモンストレーション

湯せんで加熱している待ち時間に、深草支所の総務・防災担当の職員から、非常用トイレについてお話を聞きました。

段ボール製のものと、プラスチック製のものを用意してもらい、参加した指導員も組み立てるところから体験し、座り比べてみました。

家庭では、トイレに袋をかぶせて、凝固剤を入れることで使えることが分かり、
水を実際に入れてみることで、どれだけ吸収するのか、どのように固まるのかなどを目にすることができました。

非常用トイレについて、聞いたことはあっても見たり使ったりしたことはない人が多く、家庭での備えにも参考になりました。

また、戸建てとマンションでは、断水時のトイレの扱いも異なることを学びました。
戸建ては断水時でもバケツで水を流してトイレを使うことは可能ですが、
マンションの場合、断水時に流してしまうと下の階に影響してしまうこともあるので、非常用トイレを使うのがおすすめとのことです。

「食べることとトイレはセットで考える」ことも印象に残りました。

 

参加した指導員の感想の一部を紹介します。

「湯せん調理は実践してみないと分からないと思うので、沢山のメニューを体験することができ良かった。
家にあるもので簡単に美味しく栄養もとれてちょっとした知識で災害も乗り越えられると思った」

「災害時の調理はレシピ通りは作れないかもしれないので、食材や調理方法を変えるなどの工夫も要るかと思います」

「パッククッキングのバリエーションが増えました。 味付けの工夫のアイデアがいろいろ出て楽しかったです。
非常時の対応、特に簡易トイレの使い方が分かってよかったです」

「湯せん調理について、レシピの種類が豊富で簡単にできることがわかりました。自治会で住民に体験することができるイベントづくりをしたいと思いました。
簡易トイレについて、備蓄用品としてマンションにおいておきたいと思いました。簡易トイレを作って座る体験ができ実演できたらいいなあと思いました。」

                                       

 

今回は、8名が参加しましたが、そのうち令和7年度から活動を開始した12期生の5名全員が参加でき、充実した時間になりました。

この経験を地域での食育にも活かしていきたいと思います。