京の食育指導員
vol.77 食育指導員のおうち食育~味噌づくり~【西京区】
私が味噌作りをして40年が過ぎます。
今まで作れなかった年は1回もありません。
私の作る味噌は寒の2月に仕込み、その年の12月から食べます。その間、去年の2月に仕込んだ味噌がなくなると市販の味噌を食べます。12月に開けたてのお味噌を食べるととても美味しく、その味が忘れられず、今まで続いてきました。
年に2日忙しい思いをしますが、1年間おいしい味噌が食べられるので、続けていきたいと思います。
西京食育指導員のメンバーも味噌作り4年目になります。今年はコロナで一緒に作れませんでしたが、それぞれ自宅で頑張ってくれました。
<材料>
麹 1枚(1300g)
大豆 800g
塩 420g
昆布 25g (1~1.5cm角に切る)
<作り方>
2月に仕込んで、12月ごろから食べる。
- 大豆は一晩水に浸け、6時間以上コトコト煮る。最後に煮汁が大豆にかぶるくらいで、一度沸騰させて、火を切る。
- 容器(ホーロー)はきれいに洗い、水気はしっかり拭いておく。
- 半切りに麹、塩、昆布を入れ、しっかり混ぜておく。
- 1.の大豆を3.に入れ、大豆をつぶしながら全部をしっかり混ぜる。煮汁(約350cc)を入れて、硬さを調整する。
- ソフトボール位の大きさにまとめ、容器に投げ入れる。(空気を入れないため)
- 全部投げ入れたら、しっかり押さえ平にする。
- 容器の汚れは焼酎(酒)を含ませた紙でしっかり拭いておく。(きれいに拭いておかないと、ここからカビが出るから注意)
- 表面にきちっとラップをする(空気を含ませないこと)。ラップは容器より大きいサイズを使用すること。
- ラップの上に塩を1~1.5cmの厚さに敷く。隅までしっかりと敷くこと。
- 蓋をして紙で覆い、日付・材料を書いておくとよい。