Vol.86 野菜を無駄なく使い切る工夫などについて講話しました 【西京区】
10月15日につどいの広場(子育てをしている保護者とその子どもたちのための広場)にて西京区食育指導員3名で「野菜を無駄なく使い切る工夫など」について調理の実演と講義をしました。
お母さん達は熱心に話を聞いて下さり、今日の話を聞いて家でも実践してみたいと思うという声が聞けて嬉しかったです。今回はコロナの中での活動だったので、大根煮や秋色ういろうの試食やだしの試飲をすることができなかったのが残念でした。
★おいしいだしのひき方
・前日に用意した昆布水を利用しての一番だしの実演
・いろいろなだしのとり方を説明(混合削り節だし・煮干しだし・干ししいたけだし・野菜だし・二番だし・昆布水)
・一番だしを使って実際に大根煮を作る。
★野菜の使い方の工夫
・大根1本の使い分け、キャベツと白菜の保存方法
・実際に作った干し野菜を見てもらいながら、干し野菜のメリット(野菜本来の旨味と栄養がアップする。調理時間の短縮。味がしみこみやすい。保存期間が長くなる。)や作り方について説明。大根、ごぼう、人参、白菜、チンゲン菜、りんご、キウイ等のいろいろな切り方や干し方についてや、干し時間によって野菜の状態が変わり、また調理の仕方も変わることを説明する。
干した野菜は煮物、みそ汁、炒め物等いろいろと使えます。
★秋の食材(さつまいも)を使ったメニューの紹介・実演
・さつまいもとツナのサラダ
・チーズいももち
・さつまいものつぶつぶポタージュ
・ひじき入りチヂミ
・秋色ういろう(さつまいも、小麦粉、上新粉を使ったお菓子)
≪参加者の声≫
・おいしいだしの取り方が知れて良かったです。
・だしの取り方を実際に見せてもらってわかりやすかったです。
・干し野菜は初めて知りました。残った野菜でチャレンジしてみたいです。
・干し野菜等、簡単にできることからしていきたいです。
・家の畑でさつまいもをたくさん採ってきたところなので全レシピ作りたいと思います。